日本軍、GHQが検閲カット『無法松の一生』18分が蘇る上映会

映画週刊新潮 2016年5月26日号掲載

〈映画『無法松の一生』切り裂かれた18分。〉と題された上映会が5月27日、東京・東中野のポレポレ坐で開催される。しかも、戦時中に撮影された名作を流すだけではない。

「私が“無法松”を演じるんですよ」

 とは本誌(「週刊新潮」)スクリーン欄でお馴染み、映画評論家の白井佳夫氏である。もっとも、演じるとはいっても、シナリオの朗読のこと。

「シナリオにあるシーンが、フィルムに残っていない。それを再現します」(同)

 1943年に封切られた作品である。脚本は伊丹十三の父で映画監督の伊丹万作。

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