「消えてなくなってほしい人」 舛添都知事、愛人に産ませた子に電話せず“養育費減額”申し立ても

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 政治資金の流用疑惑が噴出も、自身の見解を明かすことなく、舛添要一氏(67)は都知事の椅子にしがみついている。そんな“ご立派”な物事のケジメの付け方は、過去の愛人問題からも窺い知れる。

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舛添要一都知事

 舛添氏の最初の結婚相手はフランス人女性で、次が片山さつき参院議員、現在の妻とは3度目の結婚であることは広く知られている。

 さらに、2人の愛人との間に3人の婚外子をもうけ、実子とあわせると、5人の子どもを持つ父親だ。

 1人目の愛人、A子さん(61)とは東大助教授時代、片山議員と結婚している間に、不倫関係に陥ったという。

 身をもって、少子化対策を実践しているわけだが、さすがに、A子さんの母親(84)からは冷たい視線が向けられている。

「13日の記者会見は見ましたけど、正直、舛添の名前を聞くのもイヤ。消えてなくなってほしい人です。心から謝罪していないし、昔と何も変わっていない。孫は1988年生まれですけど、その数年前に娘は舛添と知り合いました。舛添が東大で教えているとき、本の片付けだったかに手伝いに行ったのがきっかけです。最初は、先生と生徒みたいな関係だったのですが、そのうち、うちにもしょっちゅう来るようになりまして……」

■養育費の減額を申し立て

 舛添氏はいずれ入籍すると約束したものの、結局、破局になると、一切の接触を断ったという。

「孫は、自閉症です。それでも、舛添は父親らしいことはなにもしてこなかった。電話の1本も掛けてきません。娘は女手一つで育ててきましたけど、孫より先にこの世からいなくなる。残された孫をどうするか、舛添が相談に乗ってくれるわけではないし、娘は本当にかわいそうです」(同)

 しかも、舛添氏は13年、参院議員を退くと、家庭裁判所に調停を申し立て、収入が激減したことを理由に、月々22万円支払っていた養育費の減額を求めてきたという。なおかつ、そのわずか半年後、都知事に当選し、再び2600万円前後の年収を得るようになったものの、申し立てを取り下げることはなかった。

「娘が、弁護士を立てて争い、最終的には減額されずに済みました。舛添は財布を開けたり閉めたり、本当にセコい。娘には、普通に結婚してもらいたかったけど、あんな人に捕まってしまって、本当に残念です。できることなら仕返ししてやりたいくらいです」(同)

「特集 首の皮一枚でつながった『舛添要一』都知事を褒めよ!」より

週刊新潮 2016年5月26日号掲載

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