9秒台が出なかった「桐生vsサニブラウン」大会 陸連の失策のせい?

スポーツ週刊新潮 2016年5月19日菖蒲月増大号掲載

 風薫る季節の到来とともに始まった、陸上シーズン。「セイコーゴールデングランプリ」は、いきなり注目の韋駄天対決だった。“日本人初の9秒台”が最も期待される桐生祥秀(20)と“スーパー高校生”サニブラウン・ハキーム(17)、“五輪日本人最高記録”を持つ山縣亮太(23)が、初顔合わせをしたのである。しかし、3人ともが結果を残すことはできなかった。

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 5月8日、等々力陸上競技場(川崎市)は、詰めかけた2万3000人の観客でほぼ満員状態。

 昨夏の世界陸上選手権で銀メダルのジャスティン・ガトリン(34)=米国=や桐生、サニブラウン、山縣らが男子100メートルのスタートラインに立つと、大歓声が沸き起こる。

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