史上初「金」「銀」独占も 世界陸上「競歩」の双壁

スポーツ週刊新潮 2015年8月27号掲載

 8月22日から北京で陸上世界選手権が始まる。

 ハンマー投げの室伏広治が欠場し、マラソンは男女とも表彰台からは程遠いレベル。日本人初の100メートル9秒台が期待される桐生祥秀も負傷欠場しているので、日本人選手たちの見どころを探すのは難しそうな情勢に思えるのだが、スポーツ紙デスクによると、

「世界陸上はぜひ“競歩”に注目して下さい」

“歩く”という人類の原初的な運動でありながら、競技人口も観戦人口もごくわずか。体をクネクネさせながらロボットのように不自然に脚を動かす、失礼ながらそこはかとなくユーモラスな雰囲気を漂わせるあの競技である。

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