こんな記事も読まれています
「マイルドヤンキー」「さとり世代」の生みの親・原田曜平氏「今若者のトレンドの背景には“パリピ”が存在している」
■「パリピ」イコール陽気なバカ、ではない
「パリピ」をご存じだろうか。
『月曜から夜更かし』(日本テレビ系)の視聴者ならば、「ああ、あの能天気な……」と思うかもしれない。2014年、同番組では埼玉県在住のラッパー・イルマニアが「パリピ」として取り上げられ、反響を呼んだ。
また、最近ではAKB48のメンバーが「パーリーピーポー、パーリーピーポー」と繰り返すという金融機関のCMもあった。
「パリピ」とは「パーティーピープル」の略で、イルマニアから連想されるのは、陽気で騒ぎが好きな若者といった像だろう。...
つづきを読む
こんな記事も読まれています
注意されると逆ギレ モンスター大学生はなぜ増えたのか
「厳しく叱ってしつける」よりも「ほめていいところを伸ばす」という教育方法の方が幅をきかせている。「ほめて育てる」「叱らない子育て」といったフレーズを耳にすることも多い。テレビでお馴染みの尾木ママこと尾木直樹氏にも『尾木ママの「叱らない」子育て論』という著作があるほどだ。
しかし、本当にそれでいいのだろうか、と疑問を呈するのは心理学博士の榎本博明氏である。榎本氏は、「ほめて育てる」という教育のせいで、自分勝手な若者やひ弱な若者が増えているのではないか、と新著『ほめると子どもはダメになる』では分析している。...
つづきを読む