「接待ゴルフ」の誕生 若き日のソニー創業者も興じた〈日本ゴルフの60年史(2)〉

スポーツ週刊新潮 2016年3月24日号掲載

 作家でゴルフ評論家の早瀬利之氏が、戦後から現在に至るまでの日本ゴルフ界の歩みを描く。昭和二十七年四月、進駐軍に接収されていた各地のゴルフ場が返還され、名門「川奈ホテル」のホールや、「小金井CC」、「程ヶ谷CC」が再開。「川奈」では、政商・小佐野賢治ら戦後成金の経済人たちが接待ゴルフを始めた。

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 戦後の成金には、朝鮮動乱の特需で大儲けした鉄鋼、造船、船舶、港湾業務関係の中小企業が多かった。なかでも横浜の経済人には戦後成金が多く、横浜銀行の課長クラスまでが、程ヶ谷CCで彼らから接待を受けた。

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