福島第一原発を視察した「田原総一朗」(1)“核燃料サイクルのメドが立たなければやめざるをえない”
もう30年以上前から、原発の危険性を訴えつつも、感情的な反原発もまた危険であることを冷静に主張してきたジャーナリストの田原総一朗氏(81)。福島第一原発が未曾有の事故に見舞われて5年になるのを機に、初めて現地に足を踏み入れた。その視察の一部始終。
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【増田】 5年経って現場はかなり変わってきました。火の粉を振り払うような状況から、落ち着いて、先を見ながら仕事ができるようになったと思います。...
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