美人劇団員殺害で有効だった「片っ端からDNA」捜査の利点難点

社会週刊新潮 2016年3月24日号掲載

 世界で初めて犯罪捜査にDNA鑑定が導入されたのは、1983年にイギリスの田舎町で起こった連続強姦殺人事件とされる。彼の地の警察は4500人からサンプルを採取し、見事に犯人を見つけた。それから33年後、日本の警視庁は1000人ものDNAを片っ端から集めて犯人逮捕に至った。が、DNA捜査には利点と難点があるという。

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 東京・中野区在住の劇団員、加賀谷理沙さん(当時25)が、自宅マンションの玄関で遺体で発見されたのは去年の8月26日。犯人と見られる戸倉高広容疑者(37)が福島県内で逮捕されたのは、それからちょうど200日目に当たる3月12日だった。

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