「ゴッホと一緒に焼いて」の「斉藤了英」は「シャガール」と号泣した

アート週刊新潮 2016年3月10日号掲載

 バブル時代、猛烈な勢いで海外の資産を買い漁ったジャパンマネー。その象徴的な存在として必ずといっていいほど引き合いに出されるのが「大昭和製紙」の斉藤了英名誉会長(享年79)の逸話だ。おかげで、傲岸不遜な「バブル男」とのイメージがすっかり定着してしまったが、彼は本当に名画を灰にしても良いと考えていたのか。孫の口からは、絵画や画家に対する深い愛情を感じさせるエピソードが次々と語られ……。

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 斉藤氏が率いた大昭和製紙は2001年に日本製紙と事業統合。

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