順天堂大学医学部・樋野教授「“○○でがんが消える”などのがん情報のほとんどに意味はない」 情報中毒の危険性を語る

社会 2016年3月1日掲載

「○○の習慣でがんが消えた」

「▲▲はダメ、□□を毎日食べなさい」

 こうしたメッセージがネットや週刊誌、書籍に溢れている。健康なときには目に入らなくても、自分や家族ががんになればついアンテナが立ち、読みたくなるのではないだろうか。

 しかし、「ほとんどはあまり意味のない情報です」と順天堂大学医学部教授で「がん哲学外来」担当医の樋野興夫氏は言い切る。

 樋野氏の創設した「がん哲学外来」はがんにまつわる相談を受けつける外来で、全国80カ所に広がる。樋野氏に向き合った患者や家族は、主治医には打ち明けづらい悩みや不安を口にするという。

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