「琴奨菊」美人妻は4カ国語を操る「エルメスの女」

社会週刊新潮 2016年2月4日号掲載

〈歴史上の戦争は二つの種類に分けられる。一つは正義の戦争であり、もう一つは不正義の戦争である〉

 毛沢東の大仰な言葉を引くのは些か気がひけるが、大相撲の世界ではこうした清と濁の二つの戦いが同時進行で進んでいた。先の特集記事でお伝えした通り、一つは、理事候補選を巡る水面下の熾烈な暗闘。そしてもう一つが、ファンを熱狂させた琴奨菊(31)の孤軍奮闘の取組である。

 横綱・鶴竜に土を付けたのを皮切りに、白鵬、日馬富士と横綱3人を次々と撃破。平幕力士なら金星を3つも挙げたことになるが、大関の場合は単なる白星に過ぎない。

...

記事全文を読む