舟と遺体が次々漂着! 「北朝鮮」で何が起こっているのか

韓国・北朝鮮週刊新潮 2015年12月17日号掲載

 名も知らぬ遠き島より、流れ寄る椰子の実一つ――。島崎藤村の詩のように抒情を感じさせてくれる「漂着物」ならいざ知らず、昨今、日本の沿岸には「近き半島」より舟と遺体が流れ着いているのだからゾッとするばかりである。傍(はた)迷惑な国、北朝鮮の実情を追う。

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 厳寒の日本海上にオンボロ船がたゆたう。そして、近代的装備を備えていないその木造船は、漂流の果てに日本の沿岸に辿り着く。無防備に荒海に漕ぎ出す「人民」。彼らは、なぜ死のリスクを背負ってまで危険な海に出ていくのだろうか──。

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