“不倫妻”と“被害者弁護士”の最初の情事 [股間枝切り鋏事件]

社会週刊新潮 2015年12月10日号掲載

 三角関係。世間の耳目を集めた“真夏の怪談”の裏に、男女3人の複雑な恋愛関係があった。弁護士の卵が、国際弁護士の股間を枝切り鋏で襲った傷害事件から3カ月。検察の冒頭陳述の赤裸々さに紳士諸兄が肝を冷やしたのである。さて、女はどう振る舞ったのか。

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 湖に浮かべたボートを漕ぐように、人は後ろ向きに未来へ入っていく。これはフランスの詩人、ポール・ヴァレリーの言葉である。

 国際弁護士としての評価、美しい妻に4人の子、築き上げた資産。高校時代にボート部で培った頼もしいオールさばきも手伝ってか、一家を乗せたボートは抜群の安定感を誇っていたに違いない。

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