尼崎事件・一家を乗っ取り搾取して殲滅する虐待のシステム [殺戮の女帝「角田美代子」暴力担当の供述調書120枚](3)

社会週刊新潮 2015年11月19日号掲載

 2012年の「尼崎事件」の主謀者・角田(すみだ)美代子(同年暮れに自死・享年64)を右腕として支え、無期懲役の一審判決が下されている「マサ」こと李正則(41)。その供述調書と自供書には、極悪非道の所行が生々しく残されていた。内縁の夫を通じて知り合い、アメとムチの手法でマサを「暴力装置」に仕立て上げた美代子は、マサの親戚に目をつけた――。

 ***

 「装置」がフル稼働したのは、美代子ファミリーが03年春、正則の継父の親戚(皆吉姓)にあたる香川県・高松市の谷本家に乗り込んだ時である。

...

記事全文を読む