手首に傷の「田畑智子」は1週間遅れの「ジャック・オー・ランタン」

芸能週刊新潮 2015年11月19日号掲載

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 男女間の痴情のもつれは、往々にして刃傷沙汰に発展する。が、女優の田畑智子(34)が傷つけたのはカボチャと自分自身だった。ハロウィンから5日後の11月5日の朝、変際相手の俳優・岡田義徳(38)の自宅マンションで手首を切り、病院に緊急搬送されたのである。

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田畑智子

「朝の7時半を少し回った頃でした。救急車やパトカーがサイレンを鳴らしてやって来て、マンションのエントランスに横付けしたんです。しばらくすると、毛布にくるまれた田畑さんが、女性警官に付き添われながら救急車に乗り込んでいった。その間は取り乱した様子で、時折り泣き叫んだりもしていました」

 当時の異常な様子を近所の主婦は振り返る。場所は世田谷区三宿の閑静な住宅街。この1時間ほど前に、仕事から戻った岡田が手首から血を流している田畑を見つけたという。社会部デスクが解説する。

「田畑の所属事務所は“包丁でカボチャを切った際に、手が滑って手首も切ってしまった。119番通報は自分でした”と説明しました。しかし、その程度の事故でパトカーは出動しません。通報した田畑がほとんど錯乱状態だったことで、異常を感じた消防の担当者が警察に通報したのです」

 芸能記者によると、

「料亭で修業中の板前でもあるまいし、朝早くからカボチャ料理を作るはずもないでしょ。状況から自殺未遂だったことは明らかです。一方で傷は浅く、服用していた睡眠薬の量も胃洗浄が必要なほど大量ではありませんでした。どうやら田畑に本気で死ぬつもりはなく、携帯電話で連絡を取り合っていた岡田が帰宅する時聞を見計らって手首を切ったようです。2人の交際は4年以上に及び、互いの家の鍵を持ち合う半同棲状態。最近、田畑は岡田に強く結婚を迫っていましたが、女性関係が派手な岡田は一向に受け入れなかった。今回の騒動は、そんな岡田への当てつけだった可能性が高い」

 2000年にNHK朝の連ドラで主演を務めてブレイクした田畑も、最近は出番がめっきり減ってきた。将来への不安と、交際相手への不信が衝動的な行動に走らせたというのである。

■手首自傷症候群

「このパターンは典型的な手首自傷症候群です。周囲の誰かへ怒りの矛先が向いている人に多く見られ、彼女の場合はそれが交際相手だった。相手への怒りや不満を直接ぶつけることができない時、無意識のうちに自分の手首を相手と同一視して傷つけてしまう。そうすることで、自分の感情や攻撃性を発散するのです」

 と、精神科医の片田珠美氏は指摘する。

「行為者は“手首を切れば相手が同情してくれるかも”と期待しますが、ほとんどは逆効果。田畑さんは京都の老舗料亭のお嬢様育ちですから、もともと精神的に幼稚なところがあったのではないか。そこにかなりの心的疲労が重なって、正常な判断が下せない状態に陥ったのでしょう」

 さて、ハロウィンで街を彩った「ジャック・オー・ランタン」はアイルランド地方が発祥。彼の地の伝承では、堕落した人生を送った人間の魂が天国にも地獄にも行けず、煉獄を彷徨う(さまよ)姿を表しているとされる。

 愛する男性が他の女性にうつつを抜かし、入籍も離別も決めない日々。田畑の心は「ジャック・オー・ランタン」と化したのだ。

「ワイド特集 残念なお知らせがあります!」より