カナダ新首相「母」が六本木で輝いた「35年前の夜」

国際週刊新潮 2015年11月5日号掲載

“血統”に重きをおかない欧米の政治風土でも、彼の存在は別格のようである。

 カナダの新首相に決まったジャスティン・トルドー氏(43)。実父は、1970年代から80年代に2度も首相を務めた故・ピエール・トルドー氏だ。今回の総選挙では“世襲批判”もなんのその。父譲りの甘いマスクで人気を博して、所属する自由党を、10年ぶりに与党へ導く活躍をみせた。

 民族共生を訴えた父の“血”を受け継ぐ彼は、上腕部にカナダ先住民のシンボルを彫り込んでいる。先進国のトップで唯一、タトゥーを入れる過激さは、父よりむしろ、母の血が色濃く影響しているのだろう。

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