CM6本に「整形美女」の役もハマった「菜々緒」の疑惑に父が答えた!

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 映画の名セリフを集めた和田誠の『お楽しみはこれからだ』にこうある。〈あなたのように美しい人なら、サハラ砂漠を歩いても、砂があとを追うでしょう〉。ところで芸能界でも、172センチ9頭身の菜々緒(26)を皆が追い、登場CMは目下6本。今期ドラマでは「整形美女」役に抜擢されたが、なにしろ整形疑惑が燠(おき)のようにくすぶる彼女のこと、それを実父に直撃すると――。

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172センチ9頭身の菜々緒(26)

 まず芸能デスクによれば、

「彼女は共立女子大在学中の2009年、キャンギャルやレースクイーンとして活動を開始しました。そして11年に発覚したミュージシャンの西川貴教との交際で、名が売れたのです」

 それをしおに、バラエティ番組へ進出。抜群の容姿と持ち前の歯に衣着せぬ物言いとの混淆(こんこう)が、とりわけ女性に受けたのだった。

「彼女らにとって憧れの存在に映るようです。そんな菜々緒を広告業界は放っておかず、auやP&Gといった大手クライアントのCM6本に起用されている。さらに、相乗効果でドラマからもどんどん声がかかるようになった。演技は“大根”ですが」(同)

 それでも先に触れたように、10月下旬スタートのドラマで回ってきたのが、整形したキャバクラ嬢役である。もっとも、このキャスティングは芸能関係者の一部を驚かせた。というのも、

「2年ほど前に、彼女の中学生時代の卒業アルバム写真がネットに流出。パッチリ二重とは違って、眠そうな一重のように見え、今とかけ離れていると話題になった。そんな彼女が、今回のキャスティングを引き受けたことで、寝た子を起こすように疑惑が再燃しているというわけです」(同)

■火種は事務所説も?

 それでは、菜々緒の父上に登場いただこう。彼女より大きく見える二重の目で、俳優の玉木宏に似た彫りの深い顔立ちである。

「整形していないと思いますよ。そういう話を娘から聞いたこともない。私だけじゃなく女房も親戚も似たような目鼻立ちなんです」

“渦中”の卒業アルバム写真にも触れて、こう続ける。

「写りがたまたま悪かったんじゃないでしょうか。それに娘はちっちゃな頃、ひどい天然パーマで、年配の方からは、“こんな小さな子にパーマをかけるなんて”と怒られたほど。次第に髪質は変わってゆきましたがね。顔も同じことで、中学時代に比べて変化があったとしても、おかしいことではないでしょう」

 ともあれ、評論家の唐沢俊一氏はこんな見方をする。

「ネットで叩かれれば、それだけタレントの知名度はあがっていく。それに、どこが整形っぽいのか気になって、出演番組を追いかけたい衝動にも駆られるはず。だから、疑惑の火種は所属事務所ではと邪推すらしてしまうのです」

 ところで、差し当たって彼女は英語を勉強中だとか。

「将来的にはハリウッドで活躍したいという願望を持っている」(テレビ局幹部)

 海を渡るにしても、演技での開眼が必須である。

「ワイド特集 ふとどき者と人のいう」より

週刊新潮 2015年10月15日神無月増大号掲載

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