意識を回復「熊谷6人殺害」ペルー人犯人に死刑を言い渡せるか?

社会週刊新潮 2015年10月8日号掲載

 独り暮らしの親を気遣って移り住んだ夫婦に、友人想いで多趣味な84歳、そして、年端もいかぬ姉妹と母親――。そんな6人の命は一瞬にして切り裂かれてしまった。他方、意識不明のまま救急搬送された“犯人”は奇跡的に意識を回復したという。しかし、当初から奇矯な行動が特徴的だったこのペルー人に極刑判決を下せるのか。

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「容疑者の行動を見る限り、個人的には死刑が妥当だと思います」

 そう断言するのは、日大の板倉宏名誉教授である。

「たとえば、逮捕される危機感から、任意で事情を聞かれていた警察署を飛び出すといった行動は、明らかに彼の意思に裏付けられている。

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