英留学から帰る「眞子さま」のキラリと輝く研究対象

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 何かと佳子さまに注目が集まる秋篠宮家だが、久々に長女・眞子さまのご動静が聞こえてきた。

 1年間の英国留学を終え、9月29日に帰国されることが発表されたのである。

「イギリス中部のレスター大学大学院で博物館学を専攻された眞子さまは、コベントリーの博物館で研修生として展示品の調査も行いました。7月には修士論文を提出し、結果は年内に発表されます」(皇室担当記者)

 論文のタイトルは、「博物館におけるオブジェクトの解釈の可能性」。19世紀のチェコのガラス工芸家・ブラシュカ父子が作った海洋生物の模型「ブラシュカグラス」を題材に、博物館における展示方法について執筆されたという。あまり聞き慣れないモチーフだが、どのようなモノなのだろう。

 美術史家でガラス工芸作家としても活動している由水常雄氏の解説。

「植物や生物を学術的に保存することが難しかった時代は、博物館お抱えの画家が細密図で記録していましたが、それを改めてガラス工芸として着色し忠実に再現したものです。日本のガラス作家でも、知る人はごく僅かだと思います」

 あまりに特殊な技法のため、ブラシュカ父子が亡くなって以降は技術を継承する者がおらず、世界へ広がることがなかったという。

「アメリカのボストンで実物を見る機会がありましたが、とても微細な形状で埃を払う際などちょっとしたことで破損しやすく博物館でも取扱いが難しい。植物は葉の産毛まで、生物であれば細胞の様子まで再現されているほどです」(同)

 形は異なれど、海洋生物学者の顔を持つ曾祖父の昭和天皇、祖父の今上陛下からの伝統をしっかりと継承されていたのである。

「眞子さまは、研究継続を希望していますが、大学時代に学芸員の資格を取得済みなので、博物館への奉職も可能です。年末には、日本と外交樹立80周年を迎えた中米のホンジュラスへ初となる海外単独公務も控えていますから、多忙な日々が続きます」(先の記者)

 10月23日で24歳となられる眞子さまにとっては、実り多き秋となりそうだ。

週刊新潮 2015年10月1日号掲載