「老後の蓄えを」で無理な資産運用から生活保護に 激増する「老後破産」(2)

社会週刊新潮 2015年9月10号掲載

 悠々自適の豊かな老後――。たいていの人は現役時代、汗水たらして働きながら、そんな日々を心に描いているはずだが、真逆の現実に苛まれる人が激増しているという。いまや誰が陥ってもおかしくない「老後破産」。「激増する『老後破産』(1)」では住宅ローンの返済計画の破綻から破産に追い込まれるケースをみてきた。

 ファイナンシャル・プランナーの紀平正幸氏は老後破産の予防策として、「無理な資産運用をしない」ことを挙げ、こんな例を示す。

「私のところに相談にきた自営業の方は、還暦を機に事業を第三者に3000万円で譲渡しました。

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