ふしだらな寝姿で謹慎16カ月! 「香里奈」復帰は純白ドレスの悲劇の花嫁

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「旅の恥はかき捨て」と言うけれど、香里奈(31)の場合、女優生命に関わる大ケガになってしまった。スターダムに手を掛けたところで、あまりと言えばあまりの寝姿が写真週刊誌に掲載されたのが昨年3月。以来、彼女は芸能界の表舞台から姿を消して謹慎生活を送ってきた。で、ようやく10月に始まるTBSの連ドラでの復帰が決まったという。演じる役柄は悲劇の花嫁――。

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一時は引退も考えたという

 1年4カ月振りの復帰は、8月24日付のスポーツ各紙の報道で明らかになった。TBSの新ドラマ『結婚式の前日に』に香里奈が主演することが、純白のウェディングドレス姿の写真と共に報じられたのである。

 一般的に、1年以上も露出がゼロの女優が、いきなり連ドラの主演を張るのは極めて珍しい。芸能記者によれば、

「演じるのは、結婚を間近に控えて脳腫瘍と診断されるOLだそうです。が、宣材写真を見て“まだ、あの写真のダメージが残っているんだな”と感じました」

「あの写真」とは、昨年3月に「フライデー」が掲載した一枚のこと。12年6月、香里奈は休暇を兼ねてハワイに短期留学していた。現地で撮影された写真には、クラスメイトとパーティの後、酔って正体なく寝入っている彼女が写っている。問題は、下着も露わな大股開きの様相だったことだ。

「それまでの明るく快活なイメージが一転、“奔放でだらしない”というイメージに変わってしまいました。ところが今回、彼女が演じるのは、それとは対照的な悲しい役どころ。視聴者は演者の香里奈に自然に感情移入するでしょうから、世間に新しいイメージを植え付けることができると考えたようです」

 では、どうして復帰がこのタイミングなのか。

■利害が一致

 業界関係者が解説する。

「香里奈の所属事務所であるテンカラットと、TBSの利害が一致したんです」

 とした上で、

「テンカラットには他に、女優の田中麗奈やタレントの大沢あかねらが所属していますが、稼ぎ頭は何といっても香里奈です。過去に9本のドラマに主演し、CM1本で5000万円から6000万円を稼ぐ彼女をいつまでも遊ばせておくわけにはいきません。6月にはファッション誌の表紙に登場させるなど、本格復帰に向けて動いていました」

 一方、TBSは低迷するドラマの視聴率に頭を悩ませてきたという。

「放送枠は火曜午後10時で、過去には視聴率女優と重宝された堀北真希の『まっしろ』が、平均視聴率5・9%と大惨敗した時間帯です。今や局内で“捨て枠”と呼ばれる枠ですが、局は何とかテコ入れしたい。つまり、香里奈を本格復帰させたいテンカラットと、彼女なら話題性もあって視聴率を見込めると踏んだTBSが手を握った、という見方が専らです」

 芸能ジャーナリストの平林雄一氏はこんな見方だ。

「テレビドラマは、明るい話より不幸な話の方が視聴者を引き付けやすい。加えて今回は、主演女優のスキャンダルからの復帰というプラスアルファがあります。もともと人気がある方ですから、いきなり10%を超える可能性もあるのでは」

 謹慎生活のお蔭で、一皮むけた演技が見られるかも。

「ワイド特集 祇園精舎の鐘の声」より

週刊新潮 2015年9月10号掲載

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