安保法案「強行採決」を招いた 維新「下地幹郎」の暴走
皆の連携で全体の成果が高まることを、「シナジー」と言う。反対に、1人の独断専行が全体の成果を損なうことを、こう呼ぶとしよう。「シモジー」――。
語源は、維新の党の下地幹郎代議士(53)である。彼の暴走が表沙汰になったのは7月14日、安全保障関連法案が衆議院の特別委員会で強行採決される前日のことだった。
「この日の昼過ぎ、柿沢未途幹事長と今井雅人政調会長が、民主と維新で共同提出した領域警備法案を巡り、自民の高村正彦副総裁と公明の北側一雄副代表との協議に臨みました」
と、維新関係者。
「すると、高村さんが“修正案はこれでいいんですよね?”と、渡した覚えのないペーパーを出してきた。何と、安保関連法案を審議する特別委員会の理事だった下地さんが水面下で高村さんと接触し、自公の要望を取り入れた修正案を、党の了承を得ずに勝手に作成していたんです」
2人が絶句したことは言うまでもない。
「今井さんは事前に下地さんからペーパーを渡されていましたが、あくまでも与党の一案との説明で、それが修正案として採用されるとは聞いていなかった。柿沢さんに至っては、修正案の存在すら知らされていませんでした。下地さんは、与党に領域警備法案を通して貰う代わりに、安保関連法案の採決に応じようという腹積もりだったのでしょうけれど、あまりにも段取りが悪すぎました」(同)
結果、高村氏は話が違うと激怒。与党が強行採決へと舵を切る一因になったという。政治部記者の話。
「与党は、維新が採決に応じる可能性を考慮して協議に応じていたのに、党内の意思疎通すらできないのでは信用できません。下地さんは安保関連法案の審議が始まるや、個人的な見解を党の公式見解かのように記者に話し、党内をかき乱してばかりいた。今では皆から呆れられていますよ」
もっとも、この党の辞書に「シナジー」の文字は端(はな)からない。
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