1億円借金の告白も夫婦円満もなぜかウソ臭い「加藤茶」ご夫妻

芸能週刊新潮 2015年7月16日号 掲載

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 昭和を代表するコメディアンのはずなのに、今では若奥さんとの“セット販売”ばかりの加藤茶(72)。先日も、1億円の「借金肩代わり」を夫婦で初告白したが、何だか話がうまく出来すぎていて――。

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“問題”の番組は、7月2日にTBS系で放映された『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』である。

 この番組でカトちゃんは、45歳年下の若妻・綾菜さんにドッキリを仕掛けた。

 曰く、夕食の最中、突然、カトちゃんの携帯が鳴る。5分後、暗い表情で戻ってきた彼は、仲間の借金の連帯保証人として1億円を返済しなければならない、と告げるのである。

 ここで綾菜さんはキレる。

「寿司食べとる場合じゃないやん。前もそうやったもんな。今年の3月に全部返済したばっかりじゃん。1億円騙されてからさ。学習能力なさすぎじゃろ」と、自分と交際する前、やはり1億円の借金の保証人になり、それを返し終わったばかりという“新事実”を明らかにしてしまうのだ。

 しかし、スタジオも驚きの展開から一転、なぜかここから彼女は軟化。「過ぎたことはしょうがないよ」と、家を売り、自分の貯金を取り崩して返そうと提案する。そして「別れよう」と言う夫に「綾も、ちーたん(=加藤)と離れられんじゃん。結婚する時、ずっと一緒におるって誓ったじゃん」と言いながら、肩を抱き寄せる。その後ドッキリを告げられた彼女。驚きながらもカメラに向かって2人で「カトちゃんぺ」のポーズを取るのであった。

■“惚れた弱み”

「いや、不自然極まりなかったですね」

 と、さるTVコラムニストが言うように、全篇に漂う“予定調和”臭は隠しようもない。オマケに、このコラムニスト氏は、

「実は3月に放映された同じ番組でも、夫婦はドッキリをやっていたんです」

 と指摘する。

「この時は綾菜が仕掛ける方。宝くじで1億円当たったことにして、2人で使い道を考えるのです。あーだこーだ言った挙句、結局、カトちゃんが“俺はいいから”“俺が何かあった時に、あーたん(=綾菜)の為に使いな”と言う。嫁はそれを聞いて涙を流し“ずっと一緒におろうな……”と」

 役割が入れ替わっただけで、金額もオチも全く同じ。これではどんなやりとりだってウソ臭く見えてしまうのは仕方なかろう。

 加藤が所属するイザワオフィスに尋ねると「それは捉え方次第でしょう」と言うのみだが、彼の知人は、

「本人は“奥さんがテレビに出たがりなんですよ”と漏らしていました」

 と背景を明かすし、

「カトちゃんには、惚れた弱みがあるんでしょう」

 と言うのは、芸能レポーターの石川敏男氏。

「実態は完全に尻に敷かれていると思うのですが、カトちゃんはカミさんのことを悪く言われたくない。それで夫婦愛を強調する番組に出て、カミさんに対する非難を必死で解消しようとしているのだと思います」

 と言うから、あぁ誠に麗しき夫婦愛。でも今後はもう“ちょっとだけ”上手く演(や)ってね。

「ワイド特集 天地の狭間のドタバタ劇」より