2050年までに種の半分は絶滅?/『6度目の大絶滅』

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 タイトルに「6度目の」とあるのは、先行する「5度の大絶滅」を踏まえた表現であるのはもちろんだ。四億四千四百万年前の古生代・オルドビス紀末。同じく古生代・デボン紀後期。史上最大規模の絶滅とされる二億五千万年前のペルム紀末。中生代に入って三畳紀後期。ついでアンモナイトや恐竜、首長竜、海竜、翼竜などの巨大爬虫類が絶滅した六千六百万年前の白亜紀末の大絶滅である。

 ビッグファイブと総称されるこれらは、今も化石や岩石層の中に鮮やかに痕跡を見ることができる。とりわけ最後のものは、中米ユカタン半島に落下した隕石が原因とされ、それを機に時代は哺乳類の卓越する新生代へと移行するのだが、生命史は単に地球域内のできごとではなく、大宇宙のリズムに直結していることを感動的にもわれわれに教えてくれた。

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