名古屋城「400億円“木造復元”」に“とろくせゃあ”

社会週刊新潮 2015年7月2日号 掲載

 名古屋城は、天下の名城である。その天守閣の屋根にある金の鯱は、名古屋のシンボルでもある。

 徳川家康の命によって築城され、1612年に完成した天守閣は、幕末維新の激動の時代も生き残ったが、1945年の戦災で焼失。

「戦後、名古屋の象徴の復活を望む声が高まり、59年に再建しました。地下1階地上7階建ての鉄筋コンクリート造で、エレベーターも設置されている、というものです」(地元紙記者)

 それから56年――天守閣は大規模な耐震補強や改修工事の必要に迫られてきたのだが、これに一石を投じたのが河村たかし・名古屋市長である。

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