「バーチャル内視鏡」なら痛くて恥ずかしい「大腸内視鏡」をやらずに済む

ライフ週刊新潮 2015年6月11日号掲載

「悔しい。本当に悔しい」

 4月30日、舞台降板を伝える会見でステージ4の大腸がんを告白した俳優、今井雅之はこう言って、唇を噛んだ。がんはすでに他臓器に転移。会見からわずか28日後、54歳の若さで還らぬ人となった。しかし惜しむらくは、大腸がんは進行の遅いがんで、早期発見すれば、9割以上は完治できるという点だ。彼はどのような検査を受けるべきだったのか。その壮絶な死が遺した教訓とは――。

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 陸上自衛隊出身の今井は体力に自信があった。病気らしい病気をしたことがなく、健康診断も受けていなかったという。

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