「上西小百合」のお金目当ての一人会派に「維新」のリベンジ

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「国会サボり」疑惑で悪名を轟かせた上西小百合代議士(31)。疑惑が突きつけられて尚、ふてぶてしい態度で世を呆れさせたが、党を除名になった後も、お金目当ての言動で、古巣の「維新の党」と激突していた。

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 国会で新しい衆院議長が選出された4月21日――。

 今は無所属の上西議員が足早に衆参の議員会館を回っていた。行き先は、「維新の党」所属国会議員の各部屋である。彼女の訪問を受けた同党の議員によれば、

「一連の騒動をお詫びに来たとのことで“ご迷惑をおかけしました”と、しおらしく頭を下げていました」

 と言うから、ようやく心を入れ替えたのかと思うムキもあるかもしれないが、この行動に違った“狙い”を見るのは、同党の別の議員。

「だって例の厚化粧はそのままでしたから、それで反省と言われてもね……。また、彼女は“今後も一人会派で議員は続けていくので、よろしくお願いします”と盛んに強調していました。で、ああ、これはお詫びというより、会派設立を認めてもらうための環境作りだなと思ったのです」

 実際、彼女は23日、議院運営委員会に『大阪未来創造会』として自らの会派の届けを提出している。しかし、この「一人会派」には、どんな意味があるのか。政治部デスクによると、

「国会での質問などでメリットがあるワケではなく、目的は専らお金です。これが認められると、無所属であっても、政党所属の議員と同じように、国が支給する、月65万円の『立法事務費』を受け取ることが出来るのです」

■議席を返せ!

 しかも、これは領収書の提出が要らない性質の金だから、彼女が拘るのも無理はないが、あれだけ「税金泥棒」と批判を受けた上西議員である。この“金策”が簡単に運ぶハズはなかった。「維新の党」の幹部が憤る。

「うちはそもそも、上西に比例の議席を返上せよ、と主張している立場です。一人会派なんて認められません。会派を作るには、議運が全会一致で認めなければなりませんが、うちの党は、理事会の席ではっきり反対の意思表示をしました」

 他党の議運理事も、

「維新さんからはっきり“認められない”と言われた以上、設立はかなり厳しいですよ。当面は理事会の議題にもならないし、少なくとも今国会中は認められることはないでしょう」

 と言うから、古巣のリベンジで、彼女は大幅な減収の憂き目に遭っているのだ。先のデスクは言う。

「議席返上を巡る件もありますが、維新が何より腹を立てているのは、一連の騒動によって、統一地方選前の大事な時期に、党の評判がガタ落ちしたという事実。しかも、彼女は除名後もこの統一地方選で維新系の一部の候補者のところへ顔を出し、“どの面下げてウロウロしてんねん!”と支援者の怒りを買っています」

 当の上西議員の事務所は、

「一人会派は無所属の先生が皆さんしていること。認められるかどうか“待ち”の状況です。維新の先生にお詫びに行った際は“守ってあげられなくてごめんね”など、温かい言葉をたくさんかけていただきました」

 等々まるで呑気な反応。この空気の読めなさがあの事件を招いたことに、未だ自覚がないようである。

「ワイド特集 魔女と淑女と悪女の冒険」より

週刊新潮 2015年5月7・14日ゴールデンウイーク特大号掲載