宮内庁も心配するICUオリエンテーションで外泊! 「佳子さま」過熱に「雅子妃」「高円宮妃」のさざ波

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 お出ましのたび、熱狂はいや増すばかり。昨年末に成年し、国際基督教大学(ICU)に入学された秋篠宮家の次女・佳子さまである。皇室人気を牽引なさる内親王は、注目の真っ只中でなお笑みを絶やさない。そこに、あろうことか宮内庁、はては皇族方から波風が……。

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 ICUでは、さる4月10日から1学期の授業が始まっている。これに先立ち、

「3日から行われたオリエンテーションの中で、佳子さまは授業のメインとなる英語のクラス分けテストを受けられました。その結果、語学力によって4段階に分かれる課程のうち、上から3番目の『ストリーム3』で学ばれることになったのです」(皇室ウォッチャー)

 各課程は、さらに20人ほどの「セクション」に分けられ、これが授業のクラスに相当するという。佳子さまのストリーム3は、70分を1コマとする英語の授業が週に10コマ課せられている。しばらくは英語漬けの日々となりそうだ。

 そんなキャンパスライフでは、まもなく新入生全員が参加する初めての“行事”が控えている。

「恒例の、オリエンテーションを兼ねた『リトリート』と呼ばれる1泊2日の校外合宿です」(同)

 リトリートとは、日常生活を離れ、静かな場所で自身を見つめなおす“修養”を意味するが、合宿では、新入生と教職員ら合わせて700人ほどが寝食をともにするという。佳子さまの姉・眞子さまもやはり2010年に参加されており、同じ年に入学したOGが振り返るには、

「リトリートの目的は“4年間、一緒に学ぶ仲間を知ろう”というもので、毎年5月の金、土に1泊2日で行われます。私たちの時は白樺湖で合宿しました。当日の朝、キャンパスに集合し、10台以上のバスに分乗して向かうのですが、新入生の中から希望者がリトリート委員になって、座席や車中での自己紹介、ゲームなどを取り仕切っていました。学内での生活では、同じ英語クラスのメンバーと過ごす時間が長くなるため、合宿ではより多くの学生と交流できるよう、バスの中ではあえてセクションの異なる人同士が隣の席になるなど、工夫がなされていました」

 佳子さまもまた、普段ご一緒に学ばれる20人以外に、多くのご学友ができることだろう。そして、

「宿舎に着いてからは、グループに分かれてディスカッションが始まります。学生4~5人ずつの中に教授も参加して、畳の広間で車座になって意見を言い合うのです。“双方向の学びとは何か”を知る、いい機会になりました」

 そのディスカッションで眞子さまと同じグループになった別の卒業生によれば、

「皇族だからと周りが萎縮していたわけでもなく、眞子さまのほうも話しにくそうな様子ではありませんでした。あくまで一人の新入生として参加され、活発に議論を交わしていました」

 とのことで、

「翌日は午前中からアクティビティ(野外活動)のプログラムで、ハイキングやドッジボール、牧場見学などの中から選んで仲間と汗を流しました」

 会場はここ数年、八ヶ岳山麓のホテルに移っている。

「今年もその施設を、5月15日から1泊借り切っており、新入生にはまもなく一斉に通知がなされる予定です」(ICU関係者)

 かつてお姉様も辿られた新生活の第一歩。佳子さまにとっても、さぞ実り多き2日間となるに相違ない。

■「修学旅行の雰囲気」

 が、さる宮内庁関係者は、

「そうした行事には、やはり一抹の不安が拭えません」

 と、打ち明けるのだ。

「佳子内親王は社交的な性格で、学習院時代からご学友も多くいらっしゃった。周囲と分け隔てなく交流されるのはお人柄でしょうが、となると、かつてのような“事件”が再び起きないとも限らないのです」

 11年10月、眞子さまが成年を迎えられた際、所属していたスキー部の合宿で前年に撮られた写真がネット上に流出した一件だ。この時、酒類の容器が写っていたこともあり、“飲酒疑惑”まで取り沙汰される騒ぎとなったのだった。

「頬を赤らめて男子学生に寄りかかる写真もあり、紀子妃殿下は"“疑われるような振る舞いをしてはなりません”と、いつになく激しい調子で眞子内親王をお叱りになったのです」(同)

 佳子さまも09年、中学生時代に学校で撮影されたとみられる制服姿の写真がネットに流出。学習院大入学に際しては、紀子妃から“サークル禁止令”を言い渡されたものの、入学早々、歓迎コンパで歌舞伎町に繰り出したところを写真誌にキャッチされてしまった。

「この時も妃殿下は厳しく問い質されましたが、我々もまた“ここまでやるとは”と、予想を超えた展開に戸惑いました。それもあって、とりわけ宿泊行事は、ひたすら気を揉んで見守っているのです」(同)

 実際に先のOGによれば、

「夜のプログラムを終えた後も、静かに寝入ったのは3分の1ほどでしょうか。引き続き話し込んでいる学生が大半で、貸切のホテル内でゲームをしたり飛び回ったりと、皆はしゃいで修学旅行のような雰囲気でした。お互い、4年間勉強していく仲間に興味津々で、中にはそれがきっかけで恋が芽生えた人もいましたね」

 というから、宮内庁の懸念も、あながち杞憂ではなさそうだ。

■予定表に見入られる雅子妃

 実はもう一つ、前途洋々の佳子さまを煩わせそうな“予兆”が――。フィーバー自体を危ぶむ声が、他ならぬ内々にあるというのだ。

「一宮家でありながら、悠仁親王という将来のお世継ぎ候補を擁される秋篠宮家には、ただでさえ国民の注目が集まっている。そうしたところに降って湧いたのが、佳子内親王を巡る熱狂。庁内には“これ以上バランスが崩れてしまったら……”と、嘆く者も少なくありません」(宮内庁幹部)

 すなわち、

「本来、両陛下に次いで存在感を示すはずの東宮家が、相対的に話題に上らなくなっているのは明らかです。世間の目には、突出した秋篠宮家の陰にすっかり隠れてしまったかのように映っていることでしょう」(同)

 そもそも愛子さまの不登校騒動が起きた10年春以降、雅子妃はメディアを蛇蝎のごとく嫌ってこられた。ご自身のみならず、愛子さまのお姿もカメラから遠ざけるよう努めてきたのだ。

「今回、佳子さまブームという新風が吹いたことで、天敵に等しかったメディアは一斉に宮家の方を向いてくれたわけです。胸をなでおろされているのは想像に難くありません」(前出記者)

 そんな中で雅子妃の「ご変心」を見てとるのは、さる東宮職関係者である。

「妃殿下はこのところ、東宮御所のご自分の部屋で、佳子内親王に関するニュースにおひとりで見入られています。直接にお名前を口にされることはありませんが、やはり愛子内親王との間に大きな扱いの差があることを目の当たりにされ、いたわしく思われるお気持ちが一層強まったのでしょう。最近は、両陛下と東宮家、秋篠宮家のご公務予定が組み込まれたスケジュール表を職員から受け取り、じっとご覧になっています。これまでにはなかったことで、ご一家の存在感を発揮することが内親王のためになる、とお考えなのです」

 が、体調は一向に好転する兆しが窺えず、21日の園遊会も、早々にご欠席を表明なさるなど、ご両家のコントラストは際立つばかり。

 さらに、“予兆”はこんな方面からも見てとれる。

「本来は同じお立場であるはずの各宮家では、得てしてお付きの職員同士、そして時には皇族方の間でも“微妙な関係”が生じることがあります。各宮家の予算である皇族費は法律で定められていますが、例えば人員補充や宮邸の修繕・改築などの順番を巡って、折衝せざるを得ないケースもあるのです」(前出幹部)

 そうした状況下、煌びやかな佳子さまのお姿に心がざわめくのは、雅子妃だけではないというのだ。

「佳子さまは一昨年4月に学習院大に入学され、俄かに露出が増えたわけですが、本格的に注目され始めたのは、やはり昨秋のICU合格を経て、年末に成年を迎えられてからでしょう」

 そう指摘するのは、さる皇室ジャーナリストである。

「新年の一般参賀に“デビュー”されたことで、人気は盤石となりましたが、それまでは悠仁さまを別として、宮家で存在感を示されていたのは、何と言っても高円宮家だったのです」

 久子妃は一昨年、文字通り五輪招致の立役者となられ、また昨年、次女の典子さまが出雲大社に嫁がれたのも記憶に新しい。「元来、高円宮家は活発なお家柄で、そのご両親の血を3女王も受け継いで育たれた。皇室内に独特の地歩を築いておられた久子妃からすれば、現在の状況は面白いはずがありません」(同)

 加えて、先の典子さまの成婚に際し、テレビ番組で“先を越された”と発言なさった三笠宮家の瑶子さま、そして姉の彬子さまも、

「ともに亡き寛仁さまの後を継ぎ、瑶子さまは昨年1月から社会福祉法人友愛十字会、彬子さまはこの4月から中近東文化センターのそれぞれ総裁職を務めておられる。にもかかわらず、さほど注目されていません。ご公務においては、佳子さまなど足元にも及ばないほどの実績をお持ちのお二方の胸中は、拝察するに余りあります」(同)

 お足許にさざ波が立ってしまうとは、フィーバーも痛し痒しである。

週刊新潮 2015年4月30日号掲載