夫婦の寝室をのろける「山口智子」は「堺雅人」夫妻に負けたくない

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

Advertisement

 50歳にもなって恋愛ドラマの話が来るのは、やっぱり山口智子だからである。だが、彼女を待ち構えるのは堺雅人主演のドラマ。これに対抗して、山口が番宣で大サービスしたのが封印していた夫婦の寝室ネタだった。果たして“先制攻撃”の効果はあったのか。

 ***

 4月ドラマの季節がやって来た。フジテレビ系でチェックしておくべきなのは、水曜夜10時からの『心がポキッとね』だろう。

「阿部サダヲ主演のこのドラマは、メンタルに問題を抱えた大人たちのラブ・ストーリーですが、3年ぶりに出演する山口が注目されています。彼女の役は離婚の失敗を乗り越えるためにガムシャラに生きる女。視聴率女王と呼ばれた彼女を起用した局の意気込みが窺えます」(制作プロダクション関係者)

 だが、彼女の場合、別の意味から注目が集まっていることも事実だ。

「前回、山口が出演したのは2012年の『ゴーイング・マイ・ホーム』(フジ系)。この時は、16年ぶりの連ドラ復帰で監督も是枝裕和だったのですが、蓋を開けてみれば平均視聴率7・24%と大惨敗。今回数字が取れないと、山口の持つ“視聴率マジック”も終わったと見られてしまうのです」(同)

 さらに、山口にとってピンチなのは、翌週から同じ時間帯で、堺雅人主演の『Dr.倫太郎』(日テレ系)が始まることだ。このドラマで堺が精神科医を演じることから「メンタル」というテーマがかぶってしまう。

 それだけではない。芸能デスクによると、山口にとって、堺は夫の「敵」なのだという。

「以前『半沢直樹』の後にTBSが同じ池井戸潤の『ルーズヴェルト・ゲーム』を放映し、夫・唐沢寿明さんを起用したことがあった。しかし彼は“半沢直樹に倍返し”と大見得を切っておきながら視聴率は半沢直樹の半分で、面目が潰れてしまった。このままではベストカップルの座も堺・菅野美穂夫妻に奪われてしまうという危機感が山口にあるはずです」

■二の腕のたるみ

 そんな矢先、山口が意外なネタで盛り上げてくれたのが、4月1日に放送された『TOKIOカケル』(フジ系)である。

国分太一「夫婦円満の秘訣というのは、何かひとつあげるとしたら、何になるんですかね」

山口「それはやっぱり、手をつないで寝るとか」

山口達也「今でも?」

山口「毎晩です」

長瀬智也「遊んでいるとき、遊ぶって、例えば?」

山口「なかなか一緒にいる時間がないから、会うときは本当にできるだけくっついていようと私は思います。本当にくっついていたくて抱っこ抱っこみたいな」

 それにしても唐沢・山口夫妻といえば、これまでプライベートな話題はほぼNGだったはず。

 芸能レポーターの城下尊之氏が言うのだ。

「2人は仮面夫婦と報じられたこともありましたが、本当は仲がいい。この際、プライベートを披露することでイメージを良くし、堺に勝てないまでも、善戦はするわよ、という気持ちの表れなんでしょう」

 だが、画面をよく見ると、二の腕にややたるみが目立った山口、NGネタまでサービスするのは、新旧交代の前触れかも知れない。

「ワイド特集 人間の証明」より

週刊新潮 2015年4月16日号掲載

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。