「ミヤネ屋」と激突「安藤優子」が捨てられない報道畑の優越感

芸能週刊新潮 2015年4月16日号掲載

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 先の昼ドラの放送が終わると、ちょうどこの新番組のオンエアの時間だ。フジテレビで長年「報道の顔」を担ってきた安藤優子キャスター(56)が初めて情報番組のMCを務める『直撃LIVEグッディ!』である。目下、裏番組の『ミヤネ屋』(日本テレビ系)と激突中だが、拝見する限り、順調なスタートとは言い難い。ベテラン安藤が浮きまくっているのだ。

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 テレビ業界には「報道こそが局の根幹をなす部署であり、それ以外は全て格下」という風潮があるとされる。そのため報道畑の記者やディレクターたちは他部署の職員を見下す傾向があるが、28年にわたって報道キャスターを務めた安藤も例外ではないのだという。

 確かにそれは、新しく始まった彼女の番組を見れば一目瞭然。興味のあるニュースには積極的にコメントするが、そうでない時は適当にあしらう。加えて共演者や情報制作局所属の番組スタッフを露骨に格下扱いする振る舞いが目につくからだ。それを象徴するのが放送3日目に飛び出した、報道フロアにいる男性アナウンサーに向けたこの発言。

「私、この3日ほど報道フロアに行っていないんですけど、何か変わりありますか?」

 と、本番中に“私の意識はまだ報道畑にある”との心情を訴えるかのように、公共の電波を使ってアピールしてみせたのだ。

安藤のこうした態度は枚挙にいとまがない。振り返ると、放送初日の3月30日は大手家電メーカーのテレビの不具合や沖縄基地問題から始まり、安藤は無難にコメントするなどまずまずの滑り出しを見せていた。ところが、佐賀県観光連盟が制作した、入浴シーンの女性モデルは実は男性だったという『映像入手! だまされた! 温泉PRビデオ』が紹介されると態度を豹変させた。

■冗談に気付かず

 報道番組では取り上げないニュースに戸惑ったのか、批判精神に富む報道の血が騒いだのか。「基本的にコンセプトが間違っている」「女性は女性の綺麗な裸体を見ても反応しない」と、一方的に噛みついたのである。

 一方で翌31日は、女優の松たか子(37)の出産や、葛西臨海水族園のマグロが激減したというワイドショーネタを完全にスルー。

「いまだにニュースを扱うセンスは報道時代のままなんですよ。社会部的な事件や事故の方が、芸能や街ネタよりも“格が上”という意識が強いのでしょう」

 と、放送記者が指摘する通り、ここでも安藤が報道畑の優越感を捨てられずにいることが露呈してしまった格好なのだ。

 安藤の矛先は共演者にも向けられる。共にMCを務める俳優の高橋克実(54)が初日に番組冒頭の挨拶を終えると、「良かった、噛まなかった~。もう、ドキドキしてました!」。更にエイプリルフールの1日には、高橋が「4月2日!」とわざと日付けを間違えて口にした途端、「違うよね! 4月1日!」と冗談に気付かず本気で訂正する一幕まで見受けられた。

「『とくダネ!』でコンビを組む小倉智昭さんと菊川怜さんも、互いに言いたいことを言い合ってます。安藤さんはそれに倣おうとしているのかも」(フジテレビ関係者)

 安藤と高橋が地に足を着けた司会をする日は来るのか。

「ワイド特集 人間の証明」より