最低女優賞に拍手! 「キャメロン・ディアス」

芸能週刊新潮 2015年3月5日号掲載

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 主演女優賞はジュリアン・ムーア(54)、主演男優賞はエディ・レッドメイン(33)……日本時間2月23日に発表された第87回アカデミー賞は、ちょっと華がなかったような。

「昨年の授賞式中継の視聴者は4370万人と過去10年間で最高でしたが、今回は3660万人。史上3位の低視聴率です」(北米在住ライターの関陽子氏)

 原因はビッグスター不在ばかりではないようで、

「開会時、司会のニール・パトリック・ハリス(41)が、“今夜、私たちはハリウッド最高にしてホワイテスト、失礼、ブライテスト(一流)の人々や作品を讃え~”とジョークを飛ばしたように、有色人種の役者のノミネートがない点が指摘されていて、ツイッターでは不視聴を呼びかける動きもありましたね」(同)

 パッとしなかった“本家”の一方、前日に発表された第35回「ゴールデンラズベリー賞」は一部の映画ファンの注目を集めた。年間の最低作品・映画人を決めるこの賞で、キャメロン・ディアス(42)が最低女優賞に輝いたからだ。

 2003年に『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』、08年は『ベガスの恋に勝つルール』でそれぞれノミネートされるも逃し、3度目で手にした冠である。出演作の『ジ・アザー・ウーマン』『セックス・テープ』はいずれも日本未公開。『ANNIE/アニー』でも最低助演女優賞の候補に挙がったが、こちらは作品が“最低リメイク賞”を獲っただけで、キャメロン嬢の受賞は叶わず。

「“アニー”は結構良かったと思いますけどね。舞台を現代にリメイクしたのが保守的な客にウケなかったのかしら。彼女は、主人公が暮らす施設の経営者役。美形の女優は引き受けないようなイジワルな役をやるところが、プロですね。最低女優に選ばれたのも、彼女なら笑い飛ばしそう」

 と映画評論家の北川れい子氏は拍手を送るし、

「“ラジー賞”は演技どうこうではなく、出来の悪い作の出演者が選ばれがちです。役者として悪いというより、出演作選びを失敗した印象が強い」(関氏)

 7歳年下のバンドマンと結婚したばかりで、とんだ“ご祝儀”である。