ブレイク確実で先物買い! 朝ドラヒロイン「土屋太鳳」御実家の家訓は古風!

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 過去の例からも、NHKの朝ドラのヒロインに抜擢されれば、一躍、国民的アイドルとしてブレイクするのはほぼ確実。今春スタートする『まれ』では、土屋太鳳(たお)(19)が2000人以上も参加したオーディションを勝ち抜き、その座を射止めた。一見すると、いま流行のキラキラネームのような名前だが、実は御実家の家訓は古風であるという。

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『花子とアン』でも、花子の妹、もも役を演じていた土屋太鳳は10歳のときに芸能界入り。2008年公開の『トウキョウソナタ』で映画デビューすると、それ以降、大河ドラマ『龍馬伝』やNHK朝ドラ『おひさま』などにも出演し、実績を積み重ねてきた。

 芸能評論家の肥留間正明氏は、こう指摘する。

「彼女の魅力は、子役のときから培われた演技力と未だ型にはまっていない新鮮味です。ももは、北海道の開拓民に嫁ぐも貧困な生活を強いられ、夫とも死別する薄幸な女性でした。10代の彼女には難しい役どころでしたけど、見事に演じ切った。劇中の健気な立ち居振る舞いも彼女の清廉なイメージとぴったり重なり、登場回数こそ多くはなかったものの、非常に印象に残りました」

 しかも、テレビ画面に映るイメージと変わらず、私生活も清純かつ品行方正のようなのである。というのも、彼女自身、ブログで〈私は今は修行中なので恋愛はしないです。でも将来好きな人が出来たら、自分からは絶対言わないです。うちの家訓で、理由も納得してるので、姉も同じだと思います(笑)〉などと、いまどき珍しい古風な家訓であることを明かしているからだ。

■妊娠中に見た夢

 一体、どのような家庭環境に育ったのか。

 親しい知人が明かす。

「太鳳ちゃんの母方のお祖父ちゃんは九州帝大医学部を卒業し、軍医として派遣されたラバウルで終戦を迎えたそうです。戦後は、病院の院長などを務めていた。一人娘だったお母さんは音楽好きだったので、都内の音楽大学に進みました。その後、ほどなくして、お父さんと知り合い、結婚。太鳳ちゃんを含めて3人姉弟をもうけている。お父さんは、渋谷で飲食店を開いたり、イベントやパーティ会場をレンタルする会社を経営しています」

 現在、3人姉弟のうち、姉は明治大学でチアリーダーとして活躍し、太鳳本人も日本女子体育大学の舞踊学専攻に通う女子大生、弟の神葉(しんば)(18)は米国でホラー映画に出演したり、若手モデルの登竜門『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』ではベスト100に選ばれている。そして、3人姉弟の共通点は、いずれも3歳のときから日本舞踊を習い始めたことだという。

「最初は、お母さんが20年以上前、音大生のときにうちに通っていました」

 と話すのは、正派若柳会の若柳恵華師範だ。

「そのうち、上から順番にお子さんを連れてくるようになり、最終的にはお父さんも習うようになりました。姉と弟は活発で頑張り屋さん、太鳳さんはおっとりマイペースで、見た目は音大生のころのお母さんにそっくりです。そのお母さんは、独特な感性の持ち主。太鳳という名前も妊娠中に見た夢がもとになっていると言っていましたし、普段から神話とか幻想的な話を口にすることが少なくありません」

 朝ドラの新ヒロインは名前だけでなく、家庭も一風変わっていたのだ。

「ワイド特集 男の顔は履歴書 女の顔は請求書2015」より

週刊新潮 2015年1月29日号掲載

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