デタラメ政治資金の小渕一族 1990年の買収捜査の際も証拠隠蔽を図った前歴が

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 小渕優子前経産相(41)のデタラメ政治資金問題で、東京地検特捜部が関係先の一斉捜索に乗り出す直前、「小渕優子後援会」のパソコンが破壊されていたことが明らかになった。電動ドリルを使いハードディスクに穴が開けられていたのだ。

「特捜部も、疑惑が発覚したのち、前町長が方々に“証拠を消せ”と指示を飛ばしていた事実は掴んでいます」(捜査関係者)

 父の代から仕えて権勢をほしいままにしてきた大番頭、折田謙一郎・前中之条町長の振る舞いに、当の議員がまるでノータッチでは到底通るまい。現に、

「細かい収支のズレはともかく、前町長の性格や行動パターン、すなわち地元で誰をどう使って、どのように金を動かしていたかという“枠組み”について、小渕議員が認識していたのは間違いありません」(特捜部関係者)

 例えば、かつてこんなことがあった。

「1990年、恵三さんの私設秘書が買収容疑で逮捕されたことがありました。裁判では執行猶予付き判決が下ったのですが、その時、先輩秘書だった折田さんは事務所から不都合な資料を持ち出し、“しばらく預かってほしい”と、ひそかに知人に託したことがあったのです」(後援会関係者)

 そんな隠蔽体質は、四半世紀を経てもなお変わっていないというわけだ。前町長に問うべく携帯電話を鳴らすと、いったん電話に出たものの、趣旨を告げるや、

「違います」

 そう絶叫して、一方的に切ってしまった。

「特集 電動ドリル『小渕優子』お咎めなしなら特捜部はいらない!」より

週刊新潮 2015年1月1・8日新年特大号掲載