同性愛文化が栄えた理由/『男色の日本史――なぜ世界有数の同性愛文化が栄えたのか』

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 徳川幕府5代将軍・綱吉には20人を超える寵愛する「男の愛人」がいて、側用人でかつての愛人でもある柳澤吉保の屋敷の離れに幽閉されていた。彼らの中には独身者だけでなく妻帯者もいて、起床、就寝、食事など四六時中厳しい監視の下に置かれていた――。本書には、日本史の教科書はもとより大河ドラマでも知ることのできない事実が次々と登場する。

 本書の著者は徳川時代の日本社会を専門とするアメリカの社会史研究者。「徳川時代の男性同性愛についての、世界で初めての徹底的な調査」を敢行し本書を書き上げた。

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