夏の疲れを感じたらお風呂に入ろう! シャワーだけじゃダメな3つの理由

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シャワーだけでは、冷房にやられる

 一般的に冷房病と呼ばれる、夏特有の「冷え性」に悩む女性は少なくない。エアコンが効きすぎた部屋と高い外気温とのギャップが引き金となり、足腰の冷え、だるさ、肩こり、頭痛、食欲不振、神経痛といった症状が引き起こされる。「体温調節機能の不具合が原因なのですが、それをつかさどる自律神経をリセットするために、もっとも効果的なのが入浴なのです」(山崎さん)。

 お湯の温熱で血管が拡がり、浴槽中で身体にかかる水圧が手足の末端の血流を活発にすれば、温まった血液がスムーズに循環するようになる。山崎さん本人は、入浴習慣を続けたことで基礎体温が0.5度上がり、「冷え性」とは無縁の生活を送れるようになったという。

夏のお風呂は入浴剤と半身浴が決め手

 でも、やっぱり暑い季節にお風呂はちょっと、という方には、夏用入浴剤と半身浴をオススメしたい。クール系入浴剤なら、メントールなどの冷感成分がほてりを抑えて、湯上がり後も身体は爽やかなまま。お風呂の設定温度をぬるめ(39度ぐらい)にして、胸の下ぐらいの少ないお湯に浸かる半身浴でも、入浴時間をやや長めにすれば身体を温める効果は十分ある。

 夏の疲れが溜まっていたら、ぜひお風呂のパワーで乗り切ろう。

デイリー新潮編集部

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