オバマ大統領が愛娘に贈った本が描く、AKBの上を行く“恋愛禁止社会”!?

文芸・マンガ

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 大島優子さんが昨年の紅白歌合戦でAKB48を卒業すると宣言しました。グループのメンバーは恋愛が禁止ですが、彼女はこれから素敵な恋ができることになります(もっとも恋愛禁止というルールなど存在しないという情報もありますが)。
 AKB48だけではなく多くのアイドル・グループはメンバーの恋愛を禁止しています。特定の一人にではなく、より多くのファンに愛情を注ぎなさい、という意味合いからでしょうか。

 しかし、もし政府が恋は“病”とみなし、法律でも禁じられている社会があったら……。そんなアメリカを舞台にした小説がローレン・オリヴァー著(三辺律子訳)『デリリウム17』(原題:DELIRIUM)です。

 その過激な内容とは――。近未来のアメリカ、ポートランドに住んでいる17歳の高校生レナ。彼女は3ヵ月後、18歳の誕生日を迎えて受ける“病”を治療する手術を楽しみにしています。しかしある日、すでに治療を受けたアレックスと出会い、彼女の気持ちに変化が訪れます。恋愛は違法と知りつつも、どうしようもなく“病”に侵されていくレナ。治療の日まで95日、レナの孤独な闘いの始まりです――。

 この衝撃作こそ、オバマ大統領が、クリスマス・プレゼントとして娘に贈った本です。アメリカで刊行されるや、多くの文学賞を受賞し、内容が内容だけにメディアやネットで侃々諤々の議論が戦わされ、全米騒然と大きな話題に。世界33ヶ国で刊行され、アメリカのアマゾンでは、レビューが1000以上寄せられています。

 さて、愛が“病”だとしたら、あなたは治療を受けますか?

デイリー新潮編集部