「コーチお断り」発言の上原浩治氏、巨人内部で何があったのか? 「杉内、内海現コーチには実績が」「MLBから復帰後、他の選手と…」
今のスタイルがあっている
松井監督、上原氏と現役時代に共にプレーした球団OBは言う。
「あの二人は仲いいですよ。というより、松井さんは基本的に人を嫌いにならないタイプの人です。他人の悪口も一切言わない人ですから。上原さんはYouTubeチャンネルが人気ですし、枠にとらわれずに活動するタイプなので今のスタイルがあっているんじゃないですかね」
そのチャンネル「上原浩治の雑談魂」は登録者が約122万人。プロ野球OBによる番組の中ではトップの人数を誇る。OBが続ける。
「実際にコーチに向いているかというと微妙です。性格が主人公気質でプライドが高いですから。それが悪いとも思いません。負けん気が強いからこそ、巨人やメジャーであれだけの成績を残したわけです」
数少ない後輩としか話さない
上原氏の発言が波紋を呼んだのは今回が初めてではない。プロ野球OBのYouTubeチャンネルに出演した際、大谷翔平の決め球のスイーパーに挑戦する企画で、「スリークォーターより下から投げれば、誰でも投げられる」と発言。実際に投げた後に「アカン、肘飛ぶかもしれん。俺もトミー・ジョン(手術)受けなアカン」と右肘を故障し、手術した大谷を茶化すような発言をした。SNS上では、「なんでこういうデリカシーのない発言をするんだろう。大谷に対して失礼だし全然面白くない」、「投手としては好きだったけど、引退してからはがっかりさせられる発言が多い」など批判的なコメントで炎上する事態になった。
過去に巨人を取材したスポーツ紙記者は冷ややかだ。
「日米通算100勝100セーブ100ホールドを達成した大投手ですが、後輩に慕われていたかと言ったらそうではない。18年にメジャーから巨人に復帰して現役引退を決断する19年5月までプレーしましたが、ファームで過ごすのが長かった時期は沢村拓一など数少ない後輩としか話さなかった。チーム最年長でしたし若手のお手本になってほしかったですが、ピリピリした雰囲気で他の選手が気を遣っていました。今の首脳陣を見ると、1軍は杉内俊哉投手チーフコーチ、内海哲也投手コーチの体制でうまく回っている。上原さんをわざわざ入閣させる必要はないんじゃないですかね。2軍投手コーチだったらプライドが許さないでしょう」
コーチ打診を巡る一連の発言で株を落とす形になった上原氏。指導者として現場に戻ることを望むなら、自身の発言の影響力を考えて謙虚になる姿勢が必要かもしれない。
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