岡田武史氏が宮本恒靖会長に激怒した“本当の理由” 「代表監督へのリスペクトが…」 「FIFA会長への追従」だけではない“不信の根源”とは
リスペクトが足りない
実は、それ以前から、岡田氏は宮本会長に不信感を覚え、支える気を失っていた。インファンティノの一件は最後の引き金、辞めるきっかけに過ぎず、大元の原因は、W杯後の日本代表・森保一監督の続投に関わる経緯にあったというのだ。
さる全国紙のサッカー担当記者が言う。
「この春、宮本会長は、森保監督に7月のW杯後の契約満了による退任を伝えています。そして、外国人監督の招聘に独自に動いた」
しかし、外国人監督には、日本人監督の2倍以上の経費がかかる。【後編】で述べるが、JFAは財政難で、とてもそんな費用は捻出できない。そのため、招聘はどれも失敗に終わった。
「そのため、W杯後にやむをえず、一度は退任を通達したはずの森保氏に続投を要請した。しかも、来年1月にサウジアラビアで行われる予定だったアジア杯までという期限付きで、その後は、U22の大岩剛監督がA代表監督も兼務するというものでした。森保氏は受諾しましたが、これに岡田さんは激怒したのです。森保氏は日本で初めて連続してW杯を率い、共に決勝トーナメントに導いた功労者でもある。いくら何でも、そんな失礼な対応はないだろう、代表監督に対するリスペクトが足りない、と」
【後編】では、岡田氏の不信がさらに増幅した過程を詳述する。この夏、岡田氏が宮本会長に関して語っていた知られざる“本音”とは――。




