歴代の防衛大臣には見られなかった事態が…小泉進次郎氏(45)、大臣としての本当の評判

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外交的には茂木外相よりも人気

 もっとも、小泉氏自身の意識も変化しているようだ。先の佐藤前参院議員が言う。

「アメリカのバンス副大統領やインドネシアのプラボウォ大統領といった各国の要人が、小泉氏に次々と面会を求めています。歴代の防衛大臣には見られなかった事態であり、外交的な観点から言えば、小泉氏は茂木敏充外相(71)より人気があると言って過言ではありません。理由はひとえに小泉氏が“将来的に必ず首相の座を手にする政治家”と見なされているから。小泉氏自身もそういった手応えは感じており、海外の要人が自分を特別視しているという状況が自信につながって、それが答弁や会見の場における堂々とした態度や言葉遣いに現れているのではないでしょうか」

 ただし、来春からは本格的に防衛相としての真価が問われることになると指摘する。

「小泉氏が防衛相に就任してちょうど1年ですが、まだ日本の安全保障に直結する大きな政策判断を下すような局面は経験していないからです」

来春から問われる“覚醒”の真価

 現在、政府は安全保障関連3文書(「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」)の年内改定に向けて作業を進めている。

「連立を組む日本維新の会が主張する原子力潜水艦の導入や、非核三原則の見直しについて、小泉氏はことあるごとに“あらゆるタブーなく議論すべきだ”“選択肢として排除せず検討する”“議論の必要性は国民も理解する”と繰り返しています。これらは高市首相が1月に衆議院を解散する際に訴えた“国論を二分するような大胆な政策”に含まれる、重要かつデリケートな案件であることは間違いありません。それでも中国やロシア、北朝鮮といった現実的な脅威に対抗する必要性を鑑みれば、近い将来、日本がこれまでの方針を転換する、大きな決断を迫られる可能性は否定できません。また、何ごともなければ、2027年度の防衛予算は小泉氏のもとで組まれることになります。その際、小泉氏が所管大臣としてどれだけリーダーシップを発揮できるか、そして予算の執行や法案の成立、政策の実現にどこまで責任をもって対処できるかです」

 小泉氏に国論の二分が確実視される原潜や核兵器の保有に関する判断が求められる場面が来るかどうかはさておき、来年は日本の安全保障を担う責任者として、さらには将来の首相候補としての資質が問われるのは間違いなさそうだ。

【記事前編】では、小泉氏が国会答弁で頻繁に口にする「自衛隊の名誉」という言葉が隊員たちの胸に響く理由や、かつて「ポエマー」「進次郎構文」と揶揄された発言の数々について振り返っている。

デイリー新潮編集部

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