「同僚コーチと口を利かない…」 阪神・新打撃コーチ2名に早くも“不安の声”が 指導力に疑問符、口癖は「コンパクトにコンタクト」
来季にリーグ3連覇を目指す阪神だが、藤川球児政権の新体制に不安の声が上がっている。今オフは藤本敦士1軍総合コーチ(49)、小谷野栄一1軍打撃チーフコーチ(46)、上本博紀1軍打撃コーチ(40)、梵英心ファーム打撃コーチ(46)と4人が辞任を申し入れる異例の事態に。新たな組閣人事が発表されたが、中には指導手腕に疑問符をつけられるコーチもいる。佐藤輝明のメジャー挑戦が決まり、強打者育成が急務となっている中で不安を解消できるだろうか。
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【写真を見る】指導力が不安視される2人の打撃コーチとは?三冠王・佐藤輝明の穴をどう埋めるか
しっかり調査しているのか…
タイガースで新たに就任が発表されたのは、坪井智哉・1軍打撃コーチ(52)、福原忍・巡回投手コーディネーター(49)、的場寛一・ファーム打撃コーチ(49)、矢野謙次・1軍打撃チーフコーチ(46)、筒井和也・ファーム投手コーチ(45)、岡崎太一・ファームバッテリーコーチ(43)の計6名だ。
スポーツ紙の遊軍記者は複雑な表情を浮かべる。
「新たなコーチングスタッフの報道を見ると、藤川監督の人脈のなさを露呈しています。とりわけ矢野コーチと坪井コーチは、指導者としての評判が芳しくない。どのような経緯でオファーを出したのか分かりませんが、球団はしっかり調査しているんですかね……」
打撃スタイルを見失った
矢野氏は阪神のユニフォームに袖を通すのは初めてだが、藤川監督と同学年という共通点がある。現役時代は巨人、日本ハムでプレーし、引退後は日本ハムに残ってレンジャーズへコーチ留学。帰国後にコーチ、スカウトを歴任した。24年シーズンから巨人に復帰すると、1、2軍の打撃コーチを務め、今季は巡回打撃コーチを務めていた。ライバル球団の阪神の打撃コーチに就任すれば異例の転身だ。巨人の選手たちの特徴を熟知していることは阪神にとって大きなプラスになるが、巨人を取材するライターは「言いにくいですが、指導能力は高くない」と手厳しい。
「『コンパクトにコンタクト』という言葉を毎日のように繰り返していました。確実性は大事なのですが、スイングが小さくなる選手が増えたことで、相手投手から見れば怖さがなくなり、長打が持ち味の一部の選手は打撃スタイルを見失っていました。矢野さんが巨人時代に指導して1軍で能力を開花させた選手は皆無に近い。阪神のコーチに就任しても脅威に感じないですね」
昨季の2軍打撃チーフコーチ時代には、
「浅野翔吾が当てにいくような打撃で完全に輝きを失ってしまった。当時3軍の監督だった駒田徳広さんに預けてから鋭いスイングを取り戻した経緯がある」(同)
同じ巡回コーチの役割で、久保康生巡回投手コーチは菅野智之(現ロッキーズ)、田中将大と実績ある投手たちの投球フォーム改造に着手し、復活を支えたことで知られているが、矢野氏にはついぞそういう話は出てこなかった。果たして阪神で個々の選手の能力をレベルアップし、打線強化のミッションを遂行できるか。
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