「果物の缶詰の9割が中国産…」 大手メーカーを徹底調査すると「取材は受けない」と回答する企業も
「把握していないのではなく、公表したくないのでは」
一般社団法人・加工食品診断士協会で代表理事を務める安部司氏は、
「メーカーが直接原産地まで知らなかったとしても、取引先の商社をたどれば分かります。複数の商社が、その時々で安いところから仕入れてくることはあるかもしれませんが、産地には行き着けると思います」
と指摘した上で、
「実際には把握していないのではなく、どうしても中国産はイメージが悪いので、公表したくないという面が大きいのではないでしょうか。私はホームページで必要な情報を分かりやすく公開しているメーカーの姿勢は評価してもいいと思います。同じような商品でも、メーカーによって情報公開の姿勢には差があります。原材料の産地や輸入実績を公開しているか。お客様相談室などの窓口があり、質問に具体的な回答をしてくれるかなどは、購入時の重要な判断材料になります」
店頭に並ぶ商品が、どの国の食材で作られているのかは、食の安心安全に欠かせない情報である。それを知ることは、日々の買い物でも選択の余地を広げることにつながるのではないか。
前編では、硫黄で漂白した「ヤバ過ぎる中国産タケノコ」の実態について紹介するとともに、なぜ中国ではこのような問題が頻発するのかについて報じている。





