5度の日本一「工藤公康」新監督で中日は復活できるか? 衝撃人事もチーム再建は“難航”と囁かれる理由…「ドラフト会議は新監督不在」か

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指揮官は誰に?

 中日ドラゴンズの新監督は、7年間で5度の日本一に輝いたあの人に決まった。

 中日の次期監督には巨人OBの桑田真澄氏(58)の就任説が囁かれたかと思えば、内部昇格やチームOBから選ばれる可能性も無いとは言い切れないと言われる中、ペナントレース終了間際になって、地元・愛知県出身の工藤公康氏(63)の名前が浮上し、10月8日に複数のスポーツ紙が「決定的」と報じた。ここまで、「候補者の名前が浮かんでは消え」を繰り返してきたが、その背景には大掛かりなチーム改革も影響していた。

「新しい監督は大島宇一郎オーナー、加藤宏幸球団社長、朝田憲祐本部長の3人が決めるとされ、3人はずっと『沈黙』を貫いてきました。特に今回は、通常の指揮官交代時と比べると明らかに異常です。通常ならば、たとえ監督就任のオファーを受けたOBが黙っていても、他のOBらの動きを見て『あの人では……』という予想が広まり、それが当たることも多いのですが、今回はどのOBに聞いても『分からない』と返してきます。選手時代でも在籍経験のない外様の工藤氏になったことで、『沈黙』だった意味も分かったような気がします」(名古屋在住記者)

 中京地区のメディアのなかからは「10月22日のドラフト会議に間に合わず、監督不在で臨むこともあり得るかも」と予想する声も聞かれていたが、「工藤氏監督就任」を報じた一部メディアによると、工藤氏は現在の仕事の関係で、チームに合流するのは来年1月から。ドラフト会議も現在のフロントに任せる意向だという。

 大胆な監督人事となった理由は、チーム改革がまだ途中であることが挙げられる。中日には今季からデータサイエンティスト、バイオメカニストといった、今までになかった肩書のスタッフが増員され、これまでにない試みも行われてきたからだ。

「キャンプイン前日の1月31日から“コーチのコーチングみたいな会議”が始まっていました。一、二軍の監督、全コーチがリモートを使って育成プログラムを確認し、その後も月一回のペースで行われていました。その会議は、一軍、二軍、一軍予備軍のカテゴリーに分けられ、どの選手にどのような育成プログラムを与えていくか、前回と比べて選手にどんな変化があったのかが確認されています。選手の成長、育成を可視化しようとしています」(前出・同)

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