「チームのプラスにならない」と名指しされた“キャプテン”とは…「中日ドラゴンズ」井上監督だけが悪いわけではない 「整列中にガムを…」主力選手を覆う“ゆるさ”の原因

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 中日の新監督人事が注目されている。昨季まで5年連続Bクラスで、今季もここまで最下位に沈み、井上一樹監督が契約を1年残して今シーズン限りでの辞任を表明。後任には、巨人前2軍監督の桑田真澄オイシックスCBO、ソフトバンクをリーグ優勝3度、日本一5度に導いた工藤公康氏などが有力候補に挙げられているが、どんな名将が就いても、チーム再建の道は険しいとの声が上がっている。本拠地・バンテリンドームで行われた最終戦セレモニーでは、一部の選手たちが整列した際にガムをかみながら談笑している姿に、ファンから怒りの声が殺到。中日OBは主力に流れる“ゆるい空気”の刷新を提言した。

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ベテランの険しい表情

 目を疑う光景だった。9月21日にバンテリンドームで行われた最終戦セレモニー。CS争いにすら絡めず下位に沈んだシーズンだったにもかかわらず、整列した一部の選手たちから危機感がまったく感じられなかった。とりわけ野手にその傾向が強く、高橋周平内野手(32)、土田龍空内野手(23)はガムを噛みながら談笑し、野手主将の岡林勇希外野手(24)もガムを噛んで白い歯を見せていた。もちろん、すべての選手がこのような態度を取っていたわけではない。涌井秀章、柳裕也、大野雄大各投手などベテランは厳しい表情を浮かべていた。

 さるドラゴンズOBが憤る。

「選手たちの中に明らかな温度差がありました。高橋、土田は論外ですよ。2人でへらへらしている横で、ミゲル・サノーがビシッと背を伸ばしていた。たまたま笑顔だった場面をカメラに抜かれていたのかもしれないが、ガムを噛んでいたことは言い訳できない。岡林に至っては今年から野手キャプテンに指名されたにもかかわらず、不本意な成績に終わり、セレモニーでの振る舞いも酷かった。プロ意識が低い選手はリーダーになる資格はない。主力の刷新や血の入れ替えを行わないと、監督が変わっても強くなりません」

特別扱いする必要がない

 岡林は高卒3年目の22年に外野の定位置を獲得し、走攻守3拍子揃ったプレースタイルで最多安打を2度、ゴールデングラブ賞を4度受賞。今年は井上監督に野手キャプテンに指名されたが、4月に「右太腿裏の肉離れ」で2か月以上離脱。6月に復帰以降も打撃の状態が上がらず、90試合出場で打率.231、3本塁打、19打点、2盗塁に終わった。

「7月から打撃不振が長引きましたが、首脳陣は復調を信じて我慢強くスタメンで起用していました。他球団だったらファームで再調整だったでしょう。今の中日は競争意識が薄いので、選手が危機感を持ちにくい。岡林も今年の成績だったら、外野の定位置を確約せずに横一線の競争をさせるべきです。ルーキーの花田旭など楽しみな選手が台頭していますし、特別扱いする必要がない」(前出の中日OB)

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