続投「新庄監督」に新たな火種「札幌ドーム」で再びプロ野球の公式戦はできるのか? 札幌市長は「活用していかなければなりません」と発言も

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新庄監督で優勝・日本一

 北海道日本ハム二軍が10月4日の「ファーム日本選手権ファイナルステージ」に勝利し、1997年以来、29年ぶり2度目のファーム日本一に輝いた。稲葉篤紀・二軍監督(54)は試合会場となった「しずてつスタジアム草薙」中に響く監督インタビューに照れたのか、

「僕なんかが胴上げされていいのかなとは思うんですけど、ビッグボス(新庄剛志監督=54)を胴上げしなきゃいけないと思うので、次はボスを胴上げできるように皆を成長させていきたい」

 と、新庄監督に配慮したコメントを発した。

 その新庄監督は、ひと足先にペナントレース公式戦を終えている。最終戦を白星で飾り、クライマックスシリーズ・ファーストステージへの準備に余念がない。しかし、今シーズンの目標はリーグ優勝と日本一だったはず。指揮官として思うところはあったようだが、来季の続投を要請され、即答した経緯も伝えられている。

「24年に2位へと躍進を遂げ、そこから3年連続Aクラスという点が評価されたようです。今季もドラフト3位ルーキーの大塚瑠晏(22)が61試合に出場し、柴田獅子(20)もたくましくなってきました。若手選手も成長しています」(地元メディア関係者)

 正式発表はシーズン終了後だったが、新庄監督の事実上の続投宣言があったのは9月24日の楽天イーグルス戦後だった。本拠地・エスコンFの会見場で今季の総括や来季への意気込みが語られた。

「まだクライマックスシリーズを勝ち抜いて日本シリーズを戦う可能性は残されていたものの、来季のリーグ優勝が最初の目標だと訴えていました。『今の選手と一緒に優勝したいし、きっかけをつかめばポーンといく』と、新庄監督独特の言い回しで、何かきっかけがあれば勢いづくとの手応えも語っていました」(スポーツ紙記者)

 また、9月16日のオーナー会議後、井川伸久オーナーが「(新庄監督が)ノーだと言う理由はあまり見当たらない」と明言していた。稲葉二軍監督の配慮コメントもそうだが、日本ハムは「新庄監督のもとでともにリーグ優勝を目指す」という体制でまとまっているのだろう。一部では長期政権も予想されているが、就任から6年目を迎える来季は、「意外な課題」が浮上するかもしれない。

 奇しくも、「続投会見」が行われたのと同じ24日、札幌市から衝撃的なニュースが発信された。午前11時ごろ、札幌市商工会議所の安田光春会頭(67)が札幌市役所を訪れ、「要望書」を提出したのである。

「プロ野球一軍公式戦、札幌開催を求める要望書でございます」

 対面した秋元克広市長(70)が要望書を受け取ると、

「あれだけの施設が札幌に現有しているわけですから、それを活用していかなければなりません」

 と続けた。「あれだけの施設」とは、札幌ドーム改め、ネーミングライツの売買で名前を変えた「大和ハウス プレミストドーム」のことである。

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