事務所の倒産で「ヌード写真集」のオファーが殺到…「やりません」だった大西結花が“脱ぐ”と決めたワケ

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カメラマンも仰天

――それはショックでしたね。

 カメラマンは「聞いてなかったんですか? 自分は相手が聞いてないというような仕事はしたくないので、帰っていただいても大丈夫ですよ」と。カメラマンも事情を知らされていなかったみたいです。

 ところが、撮影の絵コンテの中に、動物の毛皮をまとった女性のカットがあったんです。それがアニメ映画『もののけ姫』のキャラクターと重なりました。

 実はその日の朝、メイクが仕上がる頃に、メイクさんから「スタイリストさんが毛皮を作り替えているから、様子を見てくるね」と言われ、「毛皮を作り替えるって、こんな感じかな」となんとなく思い浮かべていたんです。打ち合わせもしていないのに、その想像とそっくりな絵が絵コンテに描かれていて、本当に驚きました。

 そこでカメラマンさんに、「こんなこと、めったにないですよね。すごく面白いので、ぜひ撮りましょう」とお伝えしました。映画のときと同じく、直感で決めたんです。そうして完成したのが『遠野 冬』です。

――カメラマンさんの反応は。

 びっくりされていましたね。「結花ちゃんがいいんだったら撮りますよ」って。「でも今このタイミングで出したら、絶対に借金返済のためとか書かれますよね?(笑)」と言ったら、カメラマンさんも「おそらく十中八九そうでしょうね(笑)」って。

 そう書かれることも分かっていましたが、自分がやってみたいなーと思った上でのことなので後悔は何一つありません。説得されてやったとか色々書かれていましたが、中ではこんな話を笑いながらしていたに過ぎませんし(笑)、この写真集について特別に支払われたものはなにもなく、お給料以外、何もいただいていません。そこも間違った情報の修正をお願いしますね(笑)。

――壮絶なアクシデントが連発しているのに、大西さんの言葉には悲壮感や誰かを憎むような響きがないことに驚いています。

 普通に芸能のお仕事が好きでやってきただけなのに、知らないうちにいろんなことに巻き込まれてしまったみたいなんですよね。でもくよくよしても始まらないじゃないですか。起こってしまったことは仕方がないですから。

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 第4回【「何もこんな年上じゃなくても…」58歳・大西結花、17歳年下の夫に結婚前から何度も伝えていたこと】では、17歳年下の夫との現在の生活や、これまでの人生を振り返っている。

大西結花(おおにし・ゆか)
1968年7月6日、大阪府生まれ。83年「ミス・ロックンローラー・コンテスト」準優勝をきっかけに芸能界入り。84年ドラマ「家族の晩餐」で俳優デビュー、85年「アラベスク・ロマネスク」で歌手デビュー。同年、映画「台風クラブ」で第7回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。86年「スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇」の風間三姉妹役でブレイク。所属事務所の倒産を経て、現在も個人で俳優・歌手として活動。2012年に17歳年下の一般男性と結婚。26年10月11日、東京・コットンクラブで『40周年記念+1 anniversary live「ずっと大好き!!」』を開催。

福嶋 剛
ライター。1971年生まれ。TV局映像編集、ロケーションコーディネーター、音楽サイトの編集長、ニュースサイトの記者などを経験。ベテランアーティストや元アイドルのインタビューをはじめ、イベントの進行役などエンタメを中心に活動中。

デイリー新潮編集部

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