秋の「格付けチェック」視聴率が過去最低に 「GACKTの不在」が原因ではない“納得の理由”
カクテル、獅子舞、ビーフカレー
「今回の『格付け』は設問がよくなかったと思います。正月特番でよく出されるのは“ワイン”の飲み比べと“牛肉”食べ比べですが、これらは石田純一らを筆頭とするセレブな芸能人が、ウンチクを傾けながら自信ありげに回答するも間違ってしまうところに視聴者はスッキリするわけです。ところが、今回はそれが乏しかった」
チェック1は「カクテル」で、世界一のバーテンダーが作ったカクテルと番組ディレクターが初めて作ったカクテルを飲み比べ、世界一のカクテルを当てるというものだった。
「そんなに馴染みのある飲み物じゃないですよ。もちろん高級ワインだって知らないという人もいるでしょうけど、普通のワインなら誰もが知っています。でも、カクテルなんて世界一のバーテンが振ったものとそうでない人が振ったものとで、どの程度の差があるかなんで分かりませんよ」
チェック2は「獅子舞」、チェック3は「ストラディバリウス」、チェック4は「ジャズバンド」、チェック5は「バトントワーリング」、そして最後のチェック6は「ビーフカレー」だった。
「ストラディバリウスは正月でもおなじみですが、獅子舞やバトントワーリングなんて普段から比べて見たことなんてありませんし、そもそも基準が分からない。最後のビーフカレーはカレー激戦地・神保町(東京・千代田区)の有名店『ボンディ』が正解で、ロケ弁の定番『オーベルジーヌ』は不正解というものでした。でもね、『オーベルジーヌ』だってロケや収録時の弁当としては人気ナンバーワン。ひょっとしたら『ボンディ』よりも美味いかもしれません。みんなが大好きなカレーだからこそ、設問として不適格だと思います。“視聴者が同時体験できて我が身で考える”というコンセプトから離れてしまったように思います」
まだある。
「キャスティングも気になりました。キムラ緑子は9月初めにSNSで政府の外国人政策に抗議した投稿が物議を醸したばかりで緊張が走りましたし、GACKTの代わりを務めるはずの龍玄とし(X JAPAN・Toshlのバラエティ名義)も不正解を連発、アイドルも王道の“坂道”でなくCUTIE STREET。そのほかも、田村淳、ヒコロヒー、シソンヌの長谷川忍などクセ強のタレントが多く、“エラい人が間違うのを小馬鹿にして溜飲を下げる”という楽しみに乏しかった」
これだけ不安要素がありつつも、二桁の視聴率を取ったのはむしろすごい。
「今回は特に設問がひねりすぎ。そして『アジア大会』を軽く見ていたと思います。作り手の思い上がりに視聴者は敏感です。来年の正月スペシャルまでに立て直してもらいたいですね」




