「ドジャース」3連覇のカギを握る“2つの課題”…大谷翔平の「打順」と佐々木朗希の「起用法」はどうなる

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佐々木はリリーフ

 ロサンゼルス・ドジャースがペナントレース公式戦の全日程を終了させたのは、現地時間9月27日だった。同点で迎えた5回から佐々木朗希(24)がマウンドに上がり、打者3人をピシャリと抑えた。逆転で勝利した試合後、デーブ・ロバーツ監督(54)は復帰後まだ本調子ではない大谷翔平(32)について、

「ショウヘイ、そしてトレーニングスタッフ、打撃コーチ陣の取り組みは素晴らしいし、(チームが)求めていたものだ。だが、個人的な見解を言わせてもらえば、今はサビを落として、(プレーオフまでの)約1週間を掛けてリセットしようとしているようにも感じる。ブレイク(・スネル)と同じ感じかな。そういう報告があがっている」

 と、ポストシーズンマッチを見据えた話をしていたのが印象的だった。

 今さらだが、ドジャースは地区優勝は当たり前、ワールドシリーズ制覇に成功して初めて「勝った」と言える厳しいチームだ。その“厳しさ”が非情な采配となって表れることもあれば、若手選手の運命まで変えてしまうこともあるようだ。

「ポストシーズンマッチを見据えた選手起用の一例が、佐々木のリリーフです。昨年終盤からリリーフで登板し、その結果が良かったせいもありますが、それ以上にポストシーズンで先発起用が予定されている投手たちが優先された感が否めません。佐々木はポストシーズンでの先発枠の競争に立つチャンスも与えられなかったようです」(現地記者)

 ポストシーズンマッチの先発投手は、4人でまわすのが基本形だ。17日の地区優勝後、地元メディアが予想した4人とは――まず山本由伸(28)、タリク・スクバル(29)、タイラー・グラスノー(33)の3人はすぐに挙げられた。4人目はブレイク・スネル(33)が予想されていたが、16日のシンシナティ・レッズ戦で古傷の股関節を痛め、僅か1イニングで降板。ドジャースが地区優勝を決めたのは翌日のことだ。その17日の同カードで先発したジャスティン・ロブレスキ(26)が3イニングを32球でパーフェクトに抑える好投を見せ、彼を4人目のポストシーズン先発ローテーション入りを予想する向きもある。

「スネルは地元メディアにマイクを向けられる度に『大丈夫だ』と言って笑っていました。ロブレスキは投手の故障者が重なった前半戦の先発陣を支えてくれました。『不安要素のあるスネルよりもロブレスキ』という予想と、『スネルが厳しいようなら、ロブレスキか佐々木』との見方もされていたのですが……」(前出・同)

 しかし、地区優勝後の20日のこと。同日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦の試合前、ロバーツ監督が佐々木のリリーフ起用を明言した。翌21日、右手中指のマメが割れてチームを離れていた佐々木が負傷者リスト(IL)から外れることを質問され、

「複数イニングを投げるかもしれないが、4、5回を投げるロングリリーフではない」

 と、その起用法を明かした。米メディア関係者が驚いたのは、これまで佐々木は大切に育てられてきたので、「ロブレスキとの二択になるのであれば、佐々木だろう」と予想する声のほうが圧倒的に多かったことにある。

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