大阪万博の“負の遺産”…「EVバス」独占受注のスタートアップ企業が“経営破綻” 新たなスポンサーのもとで“再出発”できるか
再建スポンサー
EVバス同様、墓場に直行寸前だったEVMJ。その再建スポンサーが名乗りを挙げたのは、8月初めのこと。「イクヨ」(東京・赤坂)なる自動車部品メーカーが、EVMJからEVバス事業を譲り受けると明らかにしたのである。
一体、イクヨとはどのような会社なのか。
市場関係者の話。
「もともとは神奈川県厚木市に本社を置き、1947年創業の老舗の自動車部品メーカーでしたが、2011年以降に中国資本が筆頭株主に就きました。また、22年6月からの1年間、トヨタ自動車の豊田一族に連なる女性が社外取締役を務めたことが関心を集めた。中国ではEVの普及が急速に進んでおり、同社もEV事業の積極的な展開を目指しているとみられます。そうしたなかで、EVMJの再建スポンサーに名乗りを上げたというわけです」
EVMJに取材を申し込むも、期日までに反応なし。果たして“負の遺産”と評されたEVバスは再出発できるのか。




