巨人に衝撃“浦田離脱”が優勝争いに与える影響 2019年に離脱「吉川尚輝」が今度はキーマンか
2019年にもあった“吉川離脱”という悪夢
吉川は2016ドラフト1位で巨人に入団。二塁守備の評価は高く、攻撃面でも俊足巧打を武器とする。
ただ、大きな欠点というのが“故障が多い”ということだ。
象徴的なのが2019年だ。当時、巨人の正二塁手として開幕を迎えた吉川は、シーズン序盤に腰痛のためチームを離脱した。そして、このシーズン中に一軍に復帰することはなかった。
ただ、チームが立ち止まることはなかった。
吉川の穴を埋めたのが、若林晃弘と山本泰寛ら複数の選手たちだった。結局、この年の巨人は最終的には77勝64敗2分、勝率.546で5年ぶり37度目のリーグ優勝を果たした。
そして、今度は立場が逆になった。
浦田が離脱したタイミングで、二軍にいた吉川が2カ月ぶりに一軍に帰ってきたのである。
今度は“吉川が埋める番”に
ただ、吉川自身も、決して万全の状態で戻ってきたわけではない。
今季も故障がちで、約2カ月前から左太もも裏の肉離れで戦列を離れていた。1軍に復帰したのは9月18日。浦田の登録抹消の翌日である。
復帰初戦は“7番・二塁”で先発し、犠打を記録。そして翌19日の中日戦では、打順が一気に2番へ。2安打2打点を記録するなど存在感を示した。
「橋上監督代行も“ブランクを感じるところはなかった”と、吉川の状態の良さを評価していました」
もちろん、ここで無理をさせるわけにはいかない。
「19日の中日戦では14-1と大差がついたこともあり、吉川は5回で交代。橋上監督代行は、前回の復帰時に使い続けたことが故障につながった可能性を踏まえ、今回は早めに交代させたと説明していました」
優勝争いをしている以上、チームとしては勝ちたい。でも、吉川を壊してしまえば元も子もない。いまの巨人にとって彼の存在が大きいことは間違いない。橋上監督代行にとってはこれからも難しい舵取りが続きそうだ。
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