「AIを使って」が踏み絵だった “9月に破竹の勢い”で蒸し返されるDeNA・相川監督の「就任の経緯」
AI活用に自信あり
何らかの形でのAI利用自体はNPBのほぼ全球団も広く行っているが、親会社の知見を活かして積極活用したうえで、その点を外部へ公表してアピールするあたりが、DeNAは球界をリードするユニークな存在だ。
「監督就任にあたり、“AIの積極的な利用を是とするか否か”という条件があったそうです。相川監督より前に依頼された人物はこれを拒否し、逆にこの提案を受け入れた相川監督にお鉢が回ってきたと聞いています」(同)
AI活用で踏み絵を迫られて候補者が断るくらいだから、選手の育成はもちろんスタメンや代打、継投などAI活用は深く多岐にわたっているのだろう。
「球団側もAIの活用とその成果に自信があるのだと見ています。AI活用を必須条件に断られても次善の候補にアプローチしている時点で、そう思います」(同)
AIに指示されたことを
たとえばDeNAでよく知られているのは、狙い通りに投球する「コマンド」能力を重視したことだ。記録映像から捕手のミットの動きを読み取り、コマンド能力を可視化することで投手の進化を促した。
「現在はそれに限らず、相当な広範囲でAI活用が進んでいるようです。優勝はないにしても2023年からAクラスをキープしており、2024年は下剋上を果たして日本一になりましたからその効果は侮れませんね」(同)
これからは「AIに指示されたことを優先してください」と言われ、それを積極的に受け入れられるかは指導者としてひとつの分岐点になるのかもしれない。いずれにせよ、「球団内にいる人間ほどAIの力を実感している」のは間違いないのだろう。
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